ソフトB・甲斐が1億突破 育成出身野手では史上初「1年目に入ったときは考えられない数字」

[ 2019年12月23日 18:58 ]

<ソフトバンク契約更改>契約を更改し新背番号「19」の風船を手に笑顔でポーズする甲斐(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの甲斐拓也捕手(27)が23日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸6500万円から4500万円アップの1億1000万円プラス出来高払いでサインした。(年俸は推定)

 育成出身では史上4人目、育成出身野手としては史上初となる1億突破となった。育成6位で入団した11年は年俸270万円。「1年目に入ったときは考えられない数字。感慨深い」と目尻を下げた。

 今季は自己最多の137試合に出場し、133試合でスタメン出場。自身初の規定打席に到達し、打率・260だった。「数字は満足していない。もっと打率、得点圏打率を伸ばさないといけない」と表情を引き締めた。

 来季からは野村克也氏からつけてほしいと言われていた新背番「19」を背負う。「大事な1年になる。五輪もあるけど、何よりチームがリーグ優勝すること。日本一を目指して力をつけて優勝に貢献できれば」と意気込んだ。

続きを表示

2019年12月23日のニュース