助っ人8人態勢大歓迎 福留「お互いが切磋琢磨 そういう競争はいいと思う」

[ 2019年12月23日 05:30 ]

子供たちに手本を見せる福留(撮影・森沢裕)
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 阪神の福留孝介外野手(42)が22日、所属する吉本興業主催の「よしもとエンジョイベースボール~ひたすら野球を楽しむイベント~」(神宮球場)に参加した。楽天に入団した牧田和久投手(35)やお笑い芸人のココリコ・遠藤らと野球で悩みを抱える小学5、6年生50人と交流。楽しさを子どもたちに伝え、自身は今オフの外国人補強での競争激化に「望むところ」の姿勢を見せた。

 球団最多の助っ人8人となった来季体制を歓迎した。ポジション争いは自身を含めてし烈にはなるが、競争激化はチーム力アップには必要だ。

 「この世界にいれば当たり前のこと。厳しくなるのは誰もが思うことだし、その人たちが来たら絶対かというと、そうではない。競争するけど、二人でバチバチやるわけじゃない。お互いが切磋琢磨して、技術的なものが上がっていけばいい。そういう競争はいいと思う」

 4番最有力のボーアは同じ左打者。今季の韓国リーグで打点王に輝いたサンズは同じ外野手だ。残留したマルテを加えた3人はいずれもクリーンアップ候補。外国人枠があるとは1え、直接的なライバルが一気に増えた。それでも、対抗心を聞かれても「何もない。なるようにしかならないので」と泰然自若。「同じチームでやる以上、彼らの助けになる部分ではいろんな話とか聞いてくれれば全然します」と、むしろサポートまで約束した。

 看板選手として、望むのはチーム全体のレベルアップだからだ。もちろん助っ人勢と共闘することも、自身の休養日に誰かが出場することもあるだろう。若手が危機感を持って挑戦する姿にも期待したい。来季は球界最年長の43歳だが、そんな中に身を置くことで、まだまだ自身の向上心も楽しみにしている。

 この日は小雨もぱらついた神宮球場で熱く、温かく子どもたちと交流した。野球教室では実演も見せ、マイクを握っては芸人顔負けのトーク。自らの原点でもある野球の楽しさを改めて強調した。

 「野球教室はチームごとに来るのは多いけど、全然知らない子ども同士でキャッチボールしてみたり、面白おかしくやってみたり。そういうのが一つの野球の楽しみ方。野球が楽しいもんだというのを思ってほしい」

 今回のイベントは様々な事情で野球を辞めるどうか悩んでいる子どもたちが対象だった。自身はまだまだ辞めるつもりなどないから、伝えたいことはたくさんある。楽天・牧田やヤクルトの斎藤投手コーチ、上田らに吉本芸人も加わって、笑いにあふれた1日となった。(山添 晴治)

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