稲葉監督と一問一答 源田のセーフティーバントにびっくり「私もまさかと…」

[ 2019年11月11日 22:33 ]

第2回WBSCプレミア12スーパーラウンド第1戦   日本3―2オーストラリア ( 2019年11月11日    ZOZOマリン )

<プレミア12 日本・オーストラリア>インタビューを終えた稲葉監督が周東(右)と握手する(撮影・大塚 徹)
Photo By スポニチ

 野球世界一を決める国際大会「プレミア12」に出場中の日本代表「侍ジャパン」は11日、日本に舞台を移したスーパーラウンド第1戦(ZOZOマリン)でオーストラリアと対戦。8回に押し出し四球で決勝点を挙げて3―2の逆転勝ちを収め、台湾での1次ラウンドから4連勝を飾った。

 スーパーラウンドは1次ラウンドで同組だった相手とは対戦せず、1次ラウンドでの対戦結果がそのまま反映。そのため、1勝0敗スタートの日本はこれで2勝0敗となった。

 試合後の稲葉篤紀監督(47)との一問一答は以下の通り。

 ――鈴木の本塁打について

 稲葉監督 オーストラリアの先発投手が非常に良くて、なかなか打者もとらえられなかった。先に2点を取られてしまった。あの誠也の一発は早い段階でまず1点を取れたということで、ベンチもあの一発で盛り上がっていましたし、声も出るようになった。非常に大きな一本だったと思います。

 ――7回の代走・周東、そして源田のセーフティーバントについて

 稲葉監督 オーストラリアは変則投手が多い。なかなか点を取ることができない場面で、7回、(吉田)正尚、浅村のところはまず同点に追いつこうと周東に準備をしてもらっていました。正尚が出た時点で迷いなく周東を出しました。セカンドにいき、三盗というのも大きかった。源田のところはあれはもう2死なので、ノーサインで本人の意思でやりましたので。私もまさかとは思いましたが、国際大会ではああいうところで何かやってやろうというものは大事だと思うし、あの1点は非常に大きかった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年11月11日のニュース