豪・ニルソン監督、侍Jの“足攻”に脱帽「周東のスピードはワールドクラス」

[ 2019年11月11日 22:32 ]

第2回WBSCプレミア12スーパーラウンド第1戦   日本3―2オーストラリア ( 2019年11月11日    ZOZOマリン )

7回2死二塁、打者・源田の時に二塁走者の周東が三盗に成功(三塁手・ジョージ)  (撮影・大塚 徹)
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 オーストラリアは先発のルジッチが4回1失点の好投も、救援陣が終盤に逆転を許してスーパーラウンド黒星発進。ニルソン監督は「序盤はいい形で入れて投手陣もいい投球をしてくれたが、日本側が足でプレッシャーをかけてきた。そこを抑えることができなかったのが敗因だと思う」と振り返った。

 ――代走・周東の二盗、三盗を決めた足。そして源田のセーフティーバントは予想外だったか?

 周東選手のスピードは素晴らしい。彼のスピードはワールドクラス。今大会の中でも群を抜いている。守備にプレッシャーを与える。(バントは)日本がああいう場面で、ああしたプレーを実行したことは敬意に価する。決めなければいけないことを実行した。

 ――7回2死三塁でのバントに対して、一塁へ投げる選択肢はなかったのか?

 指摘通り、外から見ると簡単な場面かもしれない。投手は一塁か本塁へ投げる選択肢があったと思うが、走者のスピードを考えればどちらもギリギリだった。相対的にはいい判断だが、本塁へボールをフリップしても良かったかもしれない。難しい選択だったと思う。

▼先発・ルジッチ やろうとしていたことは相手打者のバランスを崩していくこと。映像は見ていた。彼らが通常見ている形ではない投球をしたいなと思っていた。(鈴木に許したソロ本塁打については)彼のバランスを崩そうと取り組んだが、彼はボールをよく見えていて、やるべきことを、私としてはやられてしまったのかなと思う。

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