巨人・井上温大は“ハマキラー”DeNA相手に6連勝 13のゴロアウト積み重ね6回1失点2勝目

[ 2026年4月27日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4―1DeNA ( 2026年4月26日    横浜 )

<D・巨>2勝目を挙げ笑顔でポーズを決める井上(撮影・会津 智海)
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 マウンドで、巨人・井上は何度もつぶやいた。「まだ勝ってる。まだ勝ってる」。1点差とされた6回、その言葉が自身を冷静にさせた。ピンチをしのぎ、24年からDeNA6連勝のキラーぶりを発揮した。

 「その回(6回)は粘り強く投げようと思った。冷静に落ち着いて低めに投げ切ることができた」

 悪夢を振り払った。19日のヤクルト戦の4回に味方の失策をきっかけにピンチが広がり、オスナに痛恨の逆転3ランを被弾。この日の6回も失策が絡んで1失点し、その場面がフラッシュバックした。だが、まだ1点差で「安打を打たれてもまだ同点」となお1死一、二塁でギアを上げた。後続を打ち取り6回3安打1失点(自責点0)で今季2勝目だ。

 ベテランからの「学び」がピンチに生きた。田中将や則本が、同じ球種でも強弱を付けてゴロを打たせる投球術を目にし、助言を求めた。2人から「全部全力だと打者も合ってくる。楽な部分をつくると投球も楽になるよ」と教えを受け、序盤の直球は140キロ台中盤だったが、勝負どころで150キロ台を連発。13のゴロアウトで大人の投球に進化し「試して、試合で表現できて良かった」とうなずいた。

 6回を投げ終え、ベンチに戻るとうまくいった部分を自身のノートに書き留め「また次につなげられるように」と成長を止めない。チームは2カード連続の勝ち越しで今季最多の貯金4。阿部監督が「まだまだこれからですよ」と言うように、伸びしろばかりの24歳だ。(田中 健人)

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