槙原寛己氏 巨人・井上温大は田中将大から学びか ゴロ量産で“大人のピッチング”

[ 2026年4月27日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4―1DeNA ( 2026年4月26日    横浜 )

<D・巨>勝利し、井上(左)とタッチを交わす阿部監督(撮影・須田 麻祐子)  
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 【槙原寛己 視点】巨人の井上温大が出力を抑えながら低めを丁寧に突いていく“大人のピッチング”をした。井上といえば右打者の内角をえぐる直球と外角に落ちる球で三振を取るイメージ。今季も3度の先発、17回2/3を投げて22個の三振を奪っていた。

 この試合は立ち上がりから力みがなく、三振ではなくゴロの山を築いた。5回まで15アウトのうち11個がゴロアウト。球数はわずか61球と力を蓄えていた。6回、1点差に迫られなお1死一、二塁。佐野を迎えたところで出力を一気に上げ150キロを連発。フォークで空振り三振を奪うと続くビシエドも149キロ直球の後、フォークで三ゴロに仕留めた。

 井上は力まず淡々とアウトを重ねピンチで出力を上げる田中将大の投球を見て感じるものがあったのではないか。私にも同じような経験がある。必死に三振を取りにいっていた若い頃、出力をコントロールする江川卓さんの投球を見て、これが“勝つための投球のコツ”だと教えられた。エースへの階段を一段上がった井上がローテーションの柱になることを期待している。(スポニチ本紙評論家)

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