清宮、長打力で“お化け退治” 千賀と初対戦「頑張りたい」

[ 2019年6月28日 05:30 ]

打撃練習を行った清宮(撮影・高橋茂夫)
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 その投球は脳裏に焼き付いている。2年目・清宮が初対戦の「千賀打ち」を誓った。札幌ドームでは通算7試合で無傷5勝と抜群の相性の良さを誇る天敵との勝負に向け、「日本一の投手。(先発で)出られたら頑張りたい」と力を込めた。

 ソフトバンクと戦った昨季のCSファーストステージはベンチから千賀の投球をチェック。その試合で打線は6回2得点に封じられながらも勝利を収めたが、「スピードも変化球も兼ね備えている」と球界トップレベルの投球に衝撃を受けた。

 今季チームは2度対戦したが、いずれも7回1失点と抑えられた。最速161キロの直球と「お化けフォーク」のコンビネーションで、奪三振率はリーグ唯一の2桁12・03。清宮自身は最近5試合で11打数3安打。1本塁打に2二塁打と安打は全て長打だが、残り8打席は空振り三振で5打席連続三振中だ。攻略は容易でないが、難敵だからこそ燃える。現在4位だが、首位ソフトバンクとは3ゲーム差。持ち味の長打力で「お化け退治」に挑む。 (東尾 洋樹)

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2019年6月28日のニュース