楽天・浅村、首位ターンへ3割超え誓う「オールスター前に良い手応えを」

[ 2019年6月28日 05:30 ]

打撃練習で黙々とバットを振り込む楽天・浅村
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 楽天・浅村はリーグ戦再開とともにギアを上げる。この日は球宴の選手間投票が発表され、二塁手部門でファン投票に続いて選出された。夢舞台まで残り12試合で「オールスター前に良い手応えをつかんで、前半戦を終わりたい」と意気込んだ。

 チームは首位・ソフトバンクとゲーム差なしの2位で、レギュラーシーズンに戻る。浅村はここまでチーム唯一のフルイニング出場。打撃成績は打率・288、43打点、16本塁打という数字だが「物足りない部分はある」と自己評価は厳しい。2年連続の「打率3割、100打点、30本塁打」の達成を目標に掲げているだけに「まずは打率。チームが替わっても自分の力で上げることができる数字なので」と3割超えを当面のノルマとした。

 優勝争いはここからが本番だ。「振り返るともったいない打席もあったけど、必ず調子は上がってくる」。移籍1年目から「犬鷲打線」の大黒柱としてフル回転している昨季の打点王が、チームの勝利のために個人成績にもこだわる。 (重光 晋太郎)

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2019年6月28日のニュース