日本ハム 今季ワーストタイ4連敗 9回猛追も栗山監督「勝たないと意味がない」

[ 2019年6月28日 23:01 ]

パ・リーグ   日本ハム5―7ソフトバンク ( 2019年6月28日    札幌D )

<日・ソ>日本ハムの先発投手・有原は6回3失点で降板(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムは9回に中田の適時打や王柏融の犠飛などで2点差に迫る粘りを見せるも、ソフトバンクに5―7で敗戦。6回3失点の有原を援護できず、今季ワーストタイの4連敗を喫した。

 この日から「北海道シリーズ2019 HOKKAIDO be AMBITIOUS」が始まり、赤を基調とした「アンビシャス・トリコロール」のユニホームを今季初めて着用した一戦。連敗を止められなかった栗山監督は「しっかりと受け止めて、明日からやっていく。(有原は)何とかしようと投げている中で点を取ってあげたかった。(9回の追い上げも)勝たないと意味がない」と厳しい表情だった。

 6回3失点と粘りの投球を見せた有原だが、初回の失点と4回に女房役の石川亮の適時打で1―1と追いついた直後の5回の失点を反省。「やっぱり先に点を取られてしまったことと、味方が追いついてくれた後ですね。あの場面をしっかり抑えないとチームに流れを持ってくることができないので、チームに申し訳ない気持ちしかありません」と振り返った。

 捕手の石川亮も勝ち越し点を許した場面を反省した。1―1の5回無死二塁、2球連続で送りバントを失敗した明石をカウント0―2と追い込んだが、内角ボール球を要求した直球が甘く入って適時三塁打。「(チェンジアップを2球続けて追い込んだ後で)引っ張りづらい球を選択したつもりだった。違う球種でボールにすればよかった。僕の詰めの甘さが出た」と悔やんだ。

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2019年6月28日のニュース