巨人・丸の「こだわり」支える2種のスパイク フル出場は足元から!

[ 2019年4月1日 09:00 ]

セ・リーグ   巨人6―3広島 ( 2019年3月31日    マツダ )

5回2死二塁、丸は右中間に適時二塁打を放つ (撮影・奥 調)
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 巨人・丸は2種類のスパイクを愛用する。2つの違いは歯が金具かプラスチックか。試合では、しっかり地面に歯が刺さる金具のものを使うが、練習では歯がプラスチック素材のポイントスパイクを履く。

 後者は、金具のスパイクより地面に接地したときの突き上げが少なく、両足で計100グラム軽い。丸は「長いシーズンを戦うことを考えて疲労軽減です」と説明する。このポイントスパイクはひもではなく、マジックテープ。「楽な方がいいので」と試合前の余計なストレスを極力減らしている。

 試合に出続けることについて、丸は「僕の中で野球選手としての数少ないこだわり。それだけは達成できるように頑張っていきたい」と力を込める。14年から4年連続でクリアしてきたが、昨季は右太腿裏を痛めて約1カ月離脱。「サボってしまった」と悔しさをにじませた。足元から、年間を戦い抜く決意がひしひしと感じられる。(巨人担当・青森 正宣)

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2019年4月1日のニュース