楽天生命パーク、完全キャッシュレス化でサポートスタッフ60人 新アトラクションも登場

[ 2019年4月1日 15:49 ]

アプリ決済でビールを販売する売り子
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 本拠地開幕戦を翌日に控えた1日、仙台市の楽天生命パークで報道陣に改修された施設や新たなサービスなどについての説明会が行われた。今季から球場内は完全キャッシュレス化されるため、「楽天Edy」や「楽天ペイ」による決済方法を公開。実際にビールの売り子からアプリで購入するデモンストレーションが行われた。

 球場の敷地内には昨季までの約4倍となる約100台の電子マネーのチャージ機が設置されるほか、現金が使えないことを周知するポスターの掲示や案内スタッフが常時約60人巡回する。さらに、サポートデスクを新たに設置される。

 アトラクションも新設され、左翼席奥の「スマイルグリコパーク」にはクライミングが体験できる新たなアトラクション「イーグルスクライミング」がオープン。高さ約6メートルで、小学生以上から有料で体験可能だ。

 また、球場内のグルメも大幅にリニューアル。三塁側コンコースの「肉エリア」に複数の新店舗をオープンさせ、その中でも「イーグルスからあげ」が目玉フードとして今季から販売を開始する。

 すでにサッカーJ1・神戸の本拠地・ノエビアスタジアムは、一足早く完全キャッシュレス化されている。約2割の来場者が現金が使えないことを認知しないまま来場していたそうで、課題も少なくない。担当者は「オペレーションとしてうまく回らないこともあったので、スタッフの慣れが重要。お客様の声を聞きながら、スマートで便利な球場を目指していきたい」と説明した。

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