明豊・藪田源 「令和」発表後に狙う一発“新源号”

[ 2019年4月1日 18:52 ]

ライナー性の強烈な打球を連発した藪田源
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 新元号決定後初の一発を、明豊(大分)の藪田源(げん)外野手(3年)が考えながら狙っている。第91回選抜高校野球大会の休養日となった1日に、西宮市内の練習場で習志野(千葉)戦に向けた最終調整を行った。「令和」が発表された午前11時40分頃に、強烈なライナー性の打球を連発していたのがチーム最長身・1メートル88の大砲・藪田だ。

 「ライナーの延長、外野フライを強振した結果が、本塁打になればいいと思っています。走者がいる場面では、間を抜く、強い打撃を心がけたいですね」

 1回戦・横浜戦(神奈川)戦で、2度の満塁のチャンスで走者一掃の適時打を放って2安打6打点。勝負強さをアピールしたが3月31日の準々決勝・龍谷大平安戦では0―0での延長11回1死満塁で高め直球を空振り三振。「めちゃくちゃ、悔しかったです」と“満塁男”は、雪辱を狙っている。

 現在、チーム最多の11本塁打を放っている。「元号、発表されたんですよね。頑張ります」。パワーは、十分。通算12本目となる“新源号”が待たれる。

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2019年4月1日のニュース