張本勲氏、原監督復帰は「最適な選択」 次世代へのバトンタッチも使命

[ 2018年10月24日 11:30 ]

野球評論家の張本勲氏
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 【張本勲氏語る巨人指揮官交代】 4年連続V逸。巨人にとっては非常事態ともいえる状況だけに、原監督の復帰は最適な選択だろう。

 原監督は人が良さそうに見える一方で、勝負に徹する強い姿勢がある。4番打者にも犠打を命じるなど、今回の政権でも勝利至上主義を貫くと思う。統率力にも秀でている。発言、発信力もあり、自身の言葉が持つ説得力で若い選手を動かすこともできるはずだ。

 いかにチームを立て直すか。現状のメンバーで、打線ではゲレーロと陽岱鋼(ヨウダイカン)。2人も原監督がチームを離れていた時に獲得した選手だ。特徴をよく見極めて起用法などを決めるタイプの指揮官だけに、その力をどう引き出すか。岡本もさらに上のレベル、一流から超一流の選手へと育て上げてほしい。投手では、今季結果を残せなかった田口や沢村。原監督を支えるコーチ陣の手腕にも期待したい。

 もう一つの使命は、次の世代の若い指導者にいかにバトンタッチするか。今後は阿部らも監督候補になるだろう。任期は3年。まずは来季、「あっぱれ」なシーズンとなることを願っている。 (本紙評論家)

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