秋季全道高校野球 被害甚大な支部の予選 日程変更へ

[ 2018年9月7日 05:30 ]

北海道で震度7

 秋季全道高校野球大会にも大きな影響が出た。8日に開幕する室蘭支部予選に出場予定の鵡川は、野球部寮などに甚大な被害が出ており、鬼海将一監督は「たまたま寮に泊まっていたが、もし自宅だったら冷蔵庫の下敷きになって死んでいたかもしれない」と地震の恐怖体験を生々しく語った。

 震度7の厚真町の近くで震度6強のむかわ町。5日夜は夫人と子供が帰省中だったため、野球部寮に宿泊していた。普段自宅では冷蔵庫のすぐ近くで寝ており、地震後に様子を見に帰ったところ、冷蔵庫がいつも寝ている頭の辺りに倒れていたという。

 開催中の札幌支部は停電のために、この日と7日の試合中止が決まり、被害の大きい地区の支部予選は日程が大幅に変更される見通しとなった。

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2018年9月7日のニュース