楽天・則本 自己新14K マー君に並んだ球団最多37度目2桁K

[ 2018年9月7日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天4―0オリックス ( 2018年9月6日    ほっと神戸 )

<オ・楽>14奪三振で7勝目の則本
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 楽天・則本昂大投手(27)が6日、オリックス戦に先発し8回4安打無失点、自己最多14奪三振の快投で7勝目を挙げた。プロ6年目で通算37度目の2桁奪三振。球団OBのヤンキース・田中将大投手(29)に並ぶ球団記録となった。5年連続奪三振王を目指す「ドクターK」が、シーズン終盤になってようやく本領を発揮した。

 派手なガッツポーズはなくても、則本は納得の表情を浮かべた。6回2死一塁、吉田正をフルカウントから内角高めの145キロ直球で見逃し三振に仕留めた。「変化球も良かったし、直球も追い込んでからコーナーに投げられた」。6月16日の阪神戦以来、10試合ぶりの2桁奪三振は通算37度目。ヤンキース・田中の持つ球団記録に並んだ。

 2回まで三振はなかった。2回は3安打を浴び、1死満塁のピンチも招いた。「早いカウントから打ってきていたので捕手と相手の傾向を考えた」。打者8人のうち5人に初球は直球で入ったが、3回以降は21人に対して7人だけ。配球を変えた3回の2人目・福田から5者連続三振を奪うなど、自己最多の14個の三振の山を築いた。

 自主トレをともにする先輩に回数で並んだが田中の7年目に対し6年目とスピードでは上回った。2人が師事する星洋介トレーナーは、「肩の柔軟性」は「則本が上」とし、「その分、きれいなフォーシームが投げられる」と言う。最速155キロをマークした直球は見せ球にも、決め球にもなる。この日も5個の三振を奪った。

 今季は7月5日のソフトバンク戦後、右肘の不安を訴えた。球数制限を設けたり、ワインドアップを封印した時期もあった。「個人としてはふがいない成績。これからは全部勝つつもりで投げたい」と力を込めた。

 5年連続奪三振王へ、162奪三振はリーグトップ。2位の同僚・岸に22個差とした。13年に初めて2桁奪三振を達成し、昨季、野茂英雄に並ぶ6試合連続2桁奪三振の日本タイ記録を達成した思い出の神戸で、エースが意地を見せつけた。 (黒野 有仁)

 ≪マー君より早い!奪三振率も上≫則本(楽)が過去2度の13を上回る自己最多の1試合14三振を奪い7勝目。2桁奪三振は通算37度目となり、田中将大(現ヤンキース)に並ぶパ8位で球団最多タイ記録。また、2人の37度目の到達時を比較すると、則本が年数、試合数ともに早く、奪三振率も上回った。

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