8日先発のハム上沢「野球をやっていいのか」複雑な思いも…北海道勇気づける投球を

[ 2018年9月7日 14:37 ]

札幌市内の合宿所で集まったファンにサインする日本ハム・上沢
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 チームトップの10勝をマークしている日本ハム・上沢直之投手(24)が7日、6日の午前3時過ぎに最大震度7の大地震が襲った北海道の被災地を勇気づける投球を誓った。

 この日も停電で札幌市内の合宿所に隣接する室内練習場が使用できないため、同所の中庭でランニングやキャッチボールを実施。8日の楽天戦に先発予定の右腕は「野球をやっていいのか、という気持ちは大きい」と複雑な思いも吐露。それでも「偶然だけど北海道が被災して初めての試合で僕が先発する。神様の“(被災者を)勇気づけるピッチングをしなさい”というメッセージかもしれない。少しでも元気になれるように頑張りたい」と表情を引き締めた。

 練習後は合宿所に集まった少年ファンらのサインにも応じていた。

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2018年9月7日のニュース