ロッテ 平沢 東北出身の先輩から2点弾「いい左投手なので自信になる」

[ 2018年9月7日 22:40 ]

パ・リーグ   ロッテ4―10西武 ( 2018年9月7日    メットライフ )

5回1死一塁、平沢は2ランを放つ(撮影・森沢裕)
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 完璧につかまえた。2―1とリードした5回1死一塁、ロッテ・平沢は菊池の真ん中147キロを右翼へ運んだ。3点差とする3号2ラン。仙台育英出身の20歳にとって同じ東北・花巻東出身の左腕からの初アーチだ。

 「甘いボールが来たので逃さず、振ることができた。いい左投手なので自信になる」

 1―1の3回1死三塁は内角142キロのスライダーに逆らわず、左犠飛で勝ち越した。好調な打撃を買われ、2日の日本ハム戦からで2番に起用された。前夜、ZOZOマリンのナイター後は室内練習場で指揮官の見守る中、居残り特打で汗を流し、この日、西武の打撃練習前にメットライフドームで体を動かした。

 試合は逆転負けを喫したが「練習から1球もむだにしていない」と指揮官も期待を寄せる2015年ドラフト1位が、少しずつ、力をつけ始めている。

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2018年9月7日のニュース