広島・丸 2発で単独トップ34号 バレと筒香抜き去る「自分でもビックリ」

[ 2018年9月7日 05:30 ]

セ・リーグ   広島3―13阪神 ( 2018年9月6日    マツダ )

<広・神>8回1死、丸は左越えにソロ本塁打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 広島は6日の阪神戦(マツダ)で、今季最悪の被安打20、13失点で大敗した。敗色濃厚の展開の中、丸佳浩外野手(29)は、2打席連発となる33、34号を放ってリーグ単独トップに躍り出た。チームは連敗となったものの、ヤクルトが敗れたため優勝へのマジックナンバーは1つ減らして「11」とした。

 完敗だった。被安打、失点ともに今季最悪。しかし敗色濃厚の展開でも、3連覇を目指す赤ヘルが無抵抗で終わるわけにはいかない。丸が2打席連発で今季33、34号。DeNA・筒香、ヤクルト・バレンティンに1本差をつけるリーグ単独トップに躍り出た。

 まずは、0―9の6回。1死無走者から才木の外角低めカーブを拾うような体勢になりながらも左翼席まで運んだ。2―13の8回1死無走者でも、望月の外角の直球を左翼席に放り込んだ。

 「ああいう展開でも、集中力を途切らせることなく打席に入れた。どんな展開でも自分のできることは限られている。自分のできることを打席でも守備でもするしかない」

 34本塁打は、球団の日本人左打者では99年金本に並ぶシーズン最多タイ。球団の左打者では78年ギャレットが記録した40本超えも視界にとらえている。

 これだけ本塁打を積み重ねても、「ホームラン打者ではない」と自己評価は変わらない。昨季の23本からの大きな上乗せ。リーグ屈指の長打力を誇る一因は、この日の逆方向への連発に表れた。昨季の23本塁打のうち、左方向へは8本で34・8%だったが、今季は左方向に15本で44・1%と増加。左方向への飛距離が伸びたことで、本塁打数も自然と増えた。

 「(本塁打数は)自分でもビックリしている。コースに逆らわずには打てたとは思う。しっかりとしたスイングができていると思いたい」

 チームは、今季初となる2試合連続での2桁失点での連敗となり、緒方監督は「2試合続けて、こういう試合展開になったことはファンの方に本当に申し訳ない。また明日からしっかりと切り替えて頑張りたい」と頭を下げた。優勝マジックは1つ減らして「11」と、負けて一歩前進。大敗でも切らさなかった集中力は、7日からの中日3連戦につなげる。(河合 洋介)

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