元広島アレン氏 解説後に実況アナへ暴行か…放送ブース内の椅子巡り口論、代理人は否定

[ 2018年9月7日 09:32 ]

シカゴのギャランティードレート・フィールド (AP)
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 米国デトロイトの地元テレビ局WDIVは6日、タイガースの試合で解説者を務めるロッド・アレン氏(58)が、パートナーの実況アナウンサーを暴行したと報じた。

 アレン氏と実況アナウンサーのマリオ・インペンバ氏(55)はタイガースの放映権を持つFOXスポーツデトロイトで長年コンビを組んでいるが、報道によると、暴行は4日にシカゴのギャランティードレート・フィールドで行われたホワイトソックス戦の放送終了後に発生。激しい口論の末にアレン氏はインペンバ氏の背後から首を絞めたという。

 アレン氏の代理人は暴行の事実を否定しているが、翌日5日はアレン氏とインペンバ氏のコンビではなく、他の解説者と実況アナウンサーで試合が放送され、両者の間で何らかのトラブルがあったことは間違いないようだ。

 気になるのはトラブルの原因だが、放送ブース内の椅子に関してアレン氏とインペンバ氏の間に意見の相違があったとのこと。具体的にどのような意見の相違があったかについては伝えられていない。

 現役時代のアレン氏は外野手としてタイガースなど大リーグで3年間プレー。1989年から3年間は日本のプロ野球、広島に在籍し、90年には98試合の出場で打率3割1分3厘、25本塁打、61打点と活躍を見せた。

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2018年9月7日のニュース