U18侍 台湾に敗れ決勝進出逃す 柿木―吉田豪華リレーも打線が2安打に抑えられる

[ 2018年9月7日 20:35 ]

<台湾・日本>4回1死二・三塁、中川の左犠飛で三塁走者・根尾が生還(撮影・岩崎 哲也)
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 第12回U18アジア野球選手権は7日、上位4チームによるスーパーラウンド初戦がサンマリン宮崎で行われ、日本は台湾に1―3で敗れて決勝進出の可能性が消滅。大会連覇を逃した。

 日本は史上初2度目の甲子園春夏連覇を達成した大阪桐蔭の選手を、DHを含めた先発10人中5人に起用。だが、先発マウンドに上がった甲子園V腕・柿木(大阪桐蔭)が2回に先制を許して3回1失点で降板すると、1―1と追いついた直後の4回から登板した甲子園準V投手の吉田(金足農)がこの回に勝ち越し点を含む2点を失った。

 自慢の強打線も台湾先発の左腕・ワンに9回をわずか2安打に抑えられ、4回に中川(大阪桐蔭)の犠飛で1点を返しただけ。二刀流で注目の根尾(大阪桐蔭)は「3番・右翼」で先発し、2回に矢のような送球で走者を三塁タッチアウトに仕留めるなど守備で貢献したが、打撃は4打数無安打に終わった。これまでの4番から1番に打順が変更された藤原(大阪桐蔭)も4打数無安打だった。

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2018年9月7日のニュース