巨人の先発・内海 7回2失点の力投 サヨナラ勝ちで絶叫「恥ずかしかったけど、うれしかった」

[ 2018年6月10日 19:15 ]

交流戦   巨人3―2西武 ( 2018年6月10日    東京D )

<巨・西>力投する巨人の先発・内海(撮影・木村 揚輔)
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 巨人の先発・内海が力投を見せた。西武の強力打線を相手に、7回102球を投げて7安打2失点。3、4回に適時打で1点ずつを失って同点とされたが、その後も走者を出しながら踏ん張った。

 「粘り強く投げられた。一人一人に、しっかり勝負していくと考えていた」。前回登板の3日のオリックス戦から中6日。その際は足がつったために降板したが、36歳のベテラン左腕の粘りが9回のサヨナラ劇を呼び込んだ。

 そのサヨナラ勝ちの瞬間は、ベンチで左手でこぶしを握り、口を大きく開けて絶叫。大城のヒーローインタビューの際にその映像が球場の大型ビジョンに映し出されると、スタンドからは笑いと拍手が巻き起こった。「僕も(映像を)見ました。恥ずかしかったけど、うれしかったです」と笑顔で話した。

 今季4試合目の登板。5月10日の阪神戦以来の2勝目はならなかったが、魂のこもった102球。内海は「この舞台で投げるのはうれしい。いつまででも(1軍に)いたい」とさらなる奮起を誓っていた。

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