ヤクルト・田代 うれしい移籍後初アーチに「うれしいですね」

[ 2018年6月10日 18:35 ]

交流戦   ヤクルト9-5オリックス ( 2018年6月10日    神宮 )

8回ヤクルト1死、田代が右越えに今季初本塁打を放つ
Photo By 共同

 ヤクルトの田代が、うれしい移籍後初アーチを放った。

 「雨も降っていたので、叩いてゴロを打てば、間は抜けると思っていた。2ボールなのでポイントを前にした。ああいう結果になって良かった。うれしいですね」

 8―1の9回1死。カウント2ボール。オリックス3番手・近藤が投じた3球目、143キロ高めの直球を右翼席へ運んだ。移籍1号となるプロ通算2号は貴重なダメ押し弾。雨も降り続く中、盛り上がるベンチでは仲間から笑顔で迎えられた。

 昨季、西武を戦力外になった男は、今季は34試合に途中出場して打率・389と好成績をマークしている。加えて神宮では9日から2日間、レディースデーを開催。その企画の一環として球団が初めて企画したイケメン大総選挙でもいきなり8位にランクインしていただけに、「野球の方を頑張って、しっかり名前を覚えてもらえるようにしたい」と端正なマスクを引き締めた。

 2連勝で交流戦首位を堅守し、09年以来の交流戦5割以上も確定。勢いのあるチームにも溶け込む28歳は「馴染ませてくれていると思っている。ボクも元気を出してやっていきたい」と白い歯をこぼした。

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2018年6月10日のニュース