大谷14打席ぶり快音!最年長コローン撃ち二塁打 試合後は乱闘初体験?

[ 2018年6月2日 13:45 ]

ア・リーグ   エンゼルス6―0レンジャーズ ( 2018年6月1日    アナハイム )

レンジャーズ戦で、試合終了の併殺プレーを巡る小競り合いに驚いた表情を見せるエンゼルス・大谷(奥中央)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が1日(日本時間2日)、アナハイムでのレンジャーズ戦に「5番・指名打者」で先発出場。1回の第1打席で打者出場4試合ぶりの安打となる右中間二塁打を放つなど、3打数1安打1四球だった。エンゼルスは6―0で快勝し、連敗を2でストップした。

 打者での出場はヤンキースの田中将大投手(29)と投打で初対決した5月27日以来5試合ぶりとなった大谷。第1打席は2―0の2死走者なしの場面で、メジャー最年長右腕バートロ・コローン(45)の3球目の外角ツーシームを捉えて右中間を深々と破る二塁打。14打席ぶりヒットで2死二塁としたが、後続が倒れて追加点にはつながらなかった。

 4―0の3回無死一、二塁の第2打席は四球を選び、続くシモンズの左前適時打につなげた。5回は2番手右腕・チャベスを相手に、フルカウントから外角のチェンジアップに手が出ずに見逃し三振。7回は先頭で二ゴロだった。打率は・292。

 先発全員安打をマークしたエンゼルスは序盤に6点挙げて6―0で快勝。9回には1死満塁のピンチとなったが、5番手パーカーがグズマンを二ゴロ併殺打に仕留めてゲームセットとなった。試合後には一走のスライディングを巡って両軍選手が険悪なムードに。大谷もベンチを飛び出したが、昨季まで日本ハムで同僚だったレンジャーズのマーティンと談笑する姿も見られた。

 また、マイク・ソーシア監督はこの日の試合前、調整に問題がなければ、大谷を6日(同7日午前11時7分開始)の本拠でのロイヤルズ戦に投げさせる予定だと公表。「明日(2日)軽めのブルペンに入り、4日にフルゴリラブルペンに入る。基本的には6日に投げさせることを予定している」と話した。

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