広島・大瀬良リーグトップ8勝 7回4失点「粘り強く投げられた」

[ 2018年6月2日 08:10 ]

交流戦   広島6―4ロッテ ( 2018年6月1日    ZOZOマリン )

8勝目を挙げた広島・大瀬良(撮影・沢田 明徳)
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 広島・大瀬良が粘り抜き、リーグ単独トップとなる8勝目をマークした。9安打を浴びながらも、7回を4失点。打線の援護もあり、4月29日の阪神戦から自身初の6試合連続勝利となった。

 「きょうはしっかりと一人一人バッターと勝負しにいけていたし調子自体も良かった。粘り強く投げられたと思います」

 分岐点となったのは4―4の同点に追いついた直後の5回だった。先頭・角中に一塁内野安打されたが、ここから踏ん張った。ドミンゲス、清田を2者連続で空振り三振。続く鈴木はフルカウントまで粘られたが、これまたカットボールで空振り三振に封じた。終わってみれば、15年6月3日の日本ハム戦以来3年ぶりとなる2ケタの10奪三振。それでも田中の失策から4連続適時打を浴び4失点を喫した、4回のマウンドを猛省した。

 「味方のミスが出た後に打たれてしまったので、こういうところを抑えていかないと信頼を勝ち取っていけない。反省して次につなげていきたい」

 前カードの西武3連戦ではいずれも先発投手が6回を投げきれないなど、試合前まで5試合連続で7失点以上と投手陣は苦戦を強いられていた。そんな負の連鎖も断ち切った120球。お立ち台では「勝ちがつくのは良いこと」と胸を張った。

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2018年6月2日のニュース