阪神から唯一 藤浪は第2先発有力「見ている人に感動を」

[ 2017年1月25日 05:30 ]

侍ジャパン追加8選手発表

ボールを見つめる藤浪
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 阪神・藤浪晋太郎投手(22)が24日、3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパンに追加招集された。

 ロングリリーフをこなす「第2先発」で起用される見込み。小学生時代から憧れていた夢舞台で、野球少年に夢を与える投球を誓った。

 朗報を受け取った藤浪は素直に喜びを表した。「小学校、中学校の時という野球をよく見ていた時期に盛り上がる大会があって、自分の中で感動したという思いがある。その舞台に自分が立てるチャンスをいただいた。今度は自分がその立場になるので、そういうプレーを見せられるようにできたらと思います」。25日からは「侍」の誇りと責任を胸に、WBCに照準を合わせる。

 「感動を与えられるような良い場面で投げられるか分からないですが、もしも投げられたら、1人でも野球を見ている人に感動を与えられるように。夢を与えられて、それでちょっと野球を頑張ろうと思ってくれる子どもが1人でもいてくれたら選手冥利(みょうり)に尽きる。一番、自分にとって嬉しいこと。そういう選手でありたいと思いますし、そういうプレーをしたい」

 日本が世界一に立った第1回大会の06年は、まだ小学生。中学生の時に見た09年の第2回大会決勝・韓国戦では、イチローの決勝打に胸を躍らせた。そんな夢をもらった大会で、今度は夢を与える。本職は先発ながら、侍ジャパンでの起用法は「第2先発」の見込み。もちろん勝敗を分ける場面で投入されることもあるだろう。そこが見せ場だ。日の丸を背負い、与えられた役割のために全力で腕を振る―。そのガムシャラな姿を、1人でも多くの野球少年の胸に刻みつけてみせる。

 宮山台中3年時に初めて日の丸を背負い、大阪桐蔭高3年時には日本代表のエースとして18U世界野球選手権でベスト先発投手も受賞した。各世代で日本代表となった経験も豊富で、一発勝負の怖さは体に染みついている。「本当、一発勝負ですし、何かを試している余裕が自分にあるかと言えば正直、無い。しっかり自分のベストパフォーマンスができるように、とだけ思っています」と決意を新たにした。

 すでに例年より約2週間早くブルペン投球を開始し、WBC大会公式球で全球種を投じるなど、調整に余念は無い。今後は春季キャンプで実戦勘を養った上で、日の丸のユニホームに袖を通す。 (惟任 貴信)

 ▼侍ジャパン・小久保監督 藤浪は(昨秋の強化試合)ストレートをホームランを打たれたけれど、その後はカットボールを織り交ぜながら抑えた。やっぱり球の力は武器になると、(今回も代表の)メンバーに入ってきた。

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