侍J抑えは状態で日替わり?権藤、村田両コーチの意思疎通が鍵

[ 2017年1月25日 08:37 ]

侍ジャパン追加8選手発表

会見する侍ジャパンの小久保監督
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 日本人大リーガーは青木ただ1人の選出で、投手はゼロ。大リーグ各球団のエースで参戦表明している投手は数えるほどで、日本は1次、2次ラウンドを北米から離れた日本で戦うことも考えれば、米球団が派遣に難色を示すことは想定されたことだ。

 ただ、上原(カブス)と田沢(マーリンズ)の不参加は痛い。上原が辞退を表明した後も、田沢の招集については最後まで可能性を探った。両投手とも参加に意欲的だったが、FAイヤーで新天地に移って事情が変化。侍ジャパン関係者は「救援投手を呼べるかが大きな鍵になる」と話していただけに、「上原につなげ」「田沢につなげば…」という明確な継投プランを失った意味は大きい。

 小久保監督は抑え投手の候補として平野と松井裕の名前を挙げ「その時の状態のいい投手を使う方向」と語った。日替わり守護神で大事になるのはブルペンでの微細な投手の変化を逃さないことだろう。過去3大会は投手コーチ2人制で臨んだが、今大会のブルペン担当は捕手出身の村田善則バッテリーコーチが務める。専門職ではないだけに、権藤博投手コーチとの意思疎通が鍵となる。

 さらに米国行きを決めても、渡米してから準決勝まで4、5日しか時間がない。さらに、調整を行うアリゾナと準決勝以降の舞台となるロサンゼルスでWBC球の感触が異なることは、経験者が口をそろえる。局面の判断に加え、大谷、菅野を含めた先発投手の大胆な配置転換など、指揮官の決断力が問われる。 (侍ジャパン担当キャップ・倉橋 憲史)

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