マエケン 打球直撃で緊急降板も次戦に意欲「予定通り先発したい」

[ 2016年6月15日 15:53 ]

<ダイヤモンドバックス・ドジャース>6回、右足に打球を受けた前田は両肩を抱えられながらベンチへと向かう (AP)

ナ・リーグ ドジャース7―4ダイヤモンドバックス

(6月14日 フェニックス)
 ドジャースの前田健太投手(28)が、14日(日本時間15日)のダイヤモンドバックス戦で右足に打球を受け、緊急降板するアクシデントに見舞われた。

 前田は5―3とリードして迎えた6回、先頭打者・ゴールドシュミットのライナー性の打球が右膝付近を直撃。グラウンドに落ちたボールを一塁へ送球し、アウトとしたが、直後にその場に倒れ込んだ。

 前田は自らの力で立ち上がることができず、両肩を抱えられながらベンチへ下がると、そのまま降板。右足の状態が心配されたが、その後のエックス線検査で骨に異常は確認されず、打撲と診断された。

 ドジャースは7―4で勝利し、前田は6勝目をマーク。試合後に「現時点では何とも言えないが、あす、再検査することになる」と通訳を介してコメントした。その後も通訳を介しながら、「次の登板も予定通り先発したい」と話し、「骨に当たっていなかったことは確かだったが、力が入らず、体重をかけることができなかった」と打球が直撃した直後の状態を説明。「今まで受けた打球の中で、一番痛かった」と振り返った。

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