有原 ダル超え完封だ!新人から2年連続無四球は球団初

[ 2016年6月15日 06:00 ]

<D・日>完封で6勝目を挙げた有原は栗山監督(左)に迎えられ笑顔を見せる

交流戦 日本ハム4-0DeNA

(6月14日 H新潟)
 9回2死二塁。日本ハム・有原の129球目だった。内角高めに投じた渾身(こんしん)の直球。筒香のバットは動かなかった。「勝負したかったので思い切り投げた」。最後はセを代表する打者からの見逃し三振で締めた。

 「勝っていなかったので、とにかく勝つという気持ちで投げた」

 新潟の夜空にヒーローの声が響いた。28日ぶりの今季6勝目は昨年9月5日・オリックス戦(ほっと神戸)以来、プロ通算2度目の完封勝利。立ち上がりは不安定だった。2回には1死一、二塁のピンチを招いた。地方球場特有の低いマウンドに戸惑った。それでもエリアンをフォークで空振り三振に仕留めると、戸柱を直球で右飛に打ち取った。

 「中盤からいい投球ができた」。カットボールとツーシームを低めに配して追い込み、高めの速球で勝負。DeNA打線に仕事をさせなかった。3回以降に許した安打は2本。一度も三塁を踏ませず、今季チーム初完封を飾った。

 開幕5連勝の後、3連敗。7回2失点で負け投手になった前回7日の広島戦(旭川)後に栗山監督から「勝たせてやれなくてすまない」と声を掛けられた。気遣いへの返礼が無四球完封だ。入団1年目から2年連続となる無四球完封の達成はダルビッシュ(現レンジャーズ)らも果たせなかった球団初の快挙。防御率1・96はロッテ・石川に次いでリーグ2位。有原は「これをキープしたい」と力強く言い切った。(君島 圭介)

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