ダル、DL入り 右肩精密検査異常なしもGM「大事取った」

[ 2016年6月15日 05:30 ]

8日のアストロズ戦で右肩と首のストレッチを繰り返すダルビッシュ

 レンジャーズは13日(日本時間14日)、右肩付近の違和感のためダルビッシュ有投手(29)を15日間の故障者リスト(DL)に入れたと発表した。この日に本拠地アーリントンで受けた右肩と首の磁気共鳴画像装置(MRI)による精密検査で異常は見つからなかったが、回復に時間がかかると判断した。当面はノースローでの調整となる。

 昨年3月に右肘じん帯再建手術を受けたダルビッシュは、復帰3戦目の今月8日アストロズ戦で右肩付近の張りを訴え、5回76球で交代。11日のキャッチボールでも右肩と首に張りを覚え、13日の先発を回避した。ジョン・ダニエルズGMは電話会見で「肘の手術明けで肘以外に違和感が出るのは珍しいことではない。構造上の問題はない。大事を取った」と説明した。

 13年7月には右僧帽筋の張り、14年開幕は首の寝違え、15年8月以降は手術に至った右肘痛でDL入り。今回のDLは9日にさかのぼって登録され、最短での戦列復帰は24日(同25日)のレッドソックス戦となる。ダルビッシュはツイッターで「肩を検査しましたが何もありませんでした!まだ張りが強いのでしっかりケアします!」とつづり、不安視するフォロワーの反応にも「嘘(うそ)はつきません」と返した。

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2016年6月15日のニュース