大リーガーの五輪参加要請 日米コミッショナー会談で熊崎氏

[ 2016年6月15日 17:59 ]

 プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは15日、米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーと9日にニューヨークで会談した際、2020年東京五輪の追加種目に野球が選ばれた場合の大リーガー参加を要請したことを明らかにした。

 熊崎コミッショナーは「強国同士の熱戦に関心が持たれている。大リーガーを含めた強力な選手が日本に来られることを要望している」と話した。大リーグ公式サイトは会談を報じた9日付の記事で、マンフレッド・コミッショナーの「五輪は重要なイベントだが、大会の方式や期間が分かるまではコメントを差し控えたい」という談話を伝えている。

 野球は1992年のバルセロナ大会から08年北京大会まで正式競技として実施されたが、大リーガーが出場したことはない。(共同)

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2016年6月15日のニュース