山田今季初4番も黒子徹した!3四球で好機演出、ソフト止めた

[ 2016年6月15日 05:30 ]

<ヤ・ソ>2回無死二塁、バレンティンの左前打で三進する山田

交流戦 ヤクルト6-4ソフトバンク

(6月14日 神宮)
 今季初の4番で先発出場したヤクルト・山田が黒子に徹し、ソフトバンク撃破に貢献した。2回に四球で出塁して二盗に成功。1点を追う8回無死一塁も四球を選んで中村の適時二塁打で決勝のホームを踏み「(3四球は)でかいね。打ちたい気持ちはあったけどボール球をしっかり見極められた」と声を弾ませた。

 昨年の日本シリーズで敗れたソフトバンク戦。首位独走の相手に対し、最下位低迷の対照的なチーム状況に加え、13日には畠山が左手首痛で登録抹消。試合前に「今まで通りにやってくれればいい」と助言を送った真中監督は、「山田がチャンスメークしてくれた」と称えた。

 守備でも6回2死一塁で二遊間の打球を逆シングルで捕り、ジャンピングスローの好守。「ああいう難しい体勢から投げられたのはちょっと成長したところかな」。打つだけが山田の魅力ではない。(平尾 類)

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2016年6月15日のニュース