エルド逆転弾で広島首位浮上、ヤクルト原樹プロ1勝 大谷今季初勝利

[ 2016年5月1日 21:46 ]

<広・中>5回2死一、三t塁、代打・エルドレッドが左中間に逆転の3点本塁打を放つ

 プロ野球は1日、デーゲーム5試合、ナイター1試合の6試合が行われた。

 パ・リーグ首位のソフトバンクは西武と対戦、1点を追う4回に長谷川の適時打と中村の1号3ランで逆転、投げては先発武田が8回途中2失点で3勝目を挙げた。西武は武田に9連敗を喫した。

 日本ハムは先発大谷がロッテ打線を4失点ながらも、序盤の援護もあって6度目の登板で今季初勝利を飾った。打線は初回に中田と陽の適時打で2点、2回に浅間の2点適時打、田中賢の犠飛で3点を取って試合を優位に進め、6、8回にも加点した。ロッテは先発大嶺祐が2回持たずKO、1点差まで迫ったがそこまでだった。

 オリックスは楽天との競り合いを制し連勝。同点の8回に安達が2点適時打を放って勝ち越し、9回を平野が締めた。楽天は2度追い付くも突き放され、今季ワーストの借金4。

 セ・リーグは広島が中日との打撃戦を逆転で制し今季初の同一カード3連勝。エルドレッドが代打でリーグトップの逆転3ランを放った。中日は投手陣が安定せず2戦連続の2ケタ失点。ナイターで巨人が敗れたため4月14日以来の首位に立った。

 阪神はDeNAに最大5点リードされたが、7回に2つの押し出しと鳥谷の適時打などで追い付き、8回に大和の適時打で勝ち越し、終盤を高宮、ドリス、マテオが無失点でつないで競り勝った。DeNAは再び借金10となった。

 ヤクルトは巨人戦に新人の原樹が先発、6回2失点で6度目の登板でプロ初勝利を挙げた。打線は山田がリーグトップに並ぶ2打席連続本塁打を放つなど強力に援護した。巨人は3連敗で2位に後退した。

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