沢村に続き山口誤算…巨人 鬼門神宮3連敗 救援陣の不安露呈

[ 2016年5月1日 06:16 ]

<ヤ・巨>7回1死二塁、飯原に逆転2ランを浴びる山口

セ・リーグ 巨人3―4ヤクルト

(4月30日 神宮)
 1点リードを守りきれず逆転敗戦。巨人・高橋監督は「こういうのを勝てると、それはそれでいいんだけれどね。いつもそううまくはいかないよね」と絞り出した。

 昨年3勝8敗の神宮への苦手意識か。3―2の7回、2番手の山口が1死二塁から代打・飯原に左越え逆転2ランを浴びた。山口は「打たれたら意味がない。もう少し低ければ一発はなかった」としたが、2―2から打たれたチェンジアップは低めのボール球。打線も5回以降は無安打と流れも悪く、これで神宮は3連敗で1勝4敗とまさに、鬼門というしかない。

 貯金5ながら投手陣への不安はある。先発防御率2.52に対し、救援防御率は3.46。それでも村田真ヘッドコーチは「沢村、マシソン、ぐっさん(山口)の代わりはおらんから。頑張ってもらわんと」と発奮に期待。一方で5試合で1勝3敗のポレダが2軍降格と、先発陣も盤石ではない。

 GW突入とともに2連敗。10勝9敗3分けの4月を「いい部分もあるし…まあ、特にはない」とした高橋監督。5月突入でツキを変え、大型連休を回避するしかない。 (春川 英樹)

 ▼巨人・今村(6回2失点でリードを守って降板も2勝目ならず)チームが勝てば一番良かった。自分はしっかり投げることができるように反省したい。

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2016年5月1日のニュース