西武 松坂世代が3連打 渡辺→木村昇→上本でドロー持ち込んだ

[ 2016年5月1日 05:30 ]

<ソ・西>7回1死三塁、右中間に適時二塁打を放つ代打・上本

パ・リーグ 西武4―4ソフトバンク

(4月30日 ヤフオクD)
 西武は投打のベテラン陣の奮闘で延長12回引き分けに持ち込んだ。

 2点を追う7回、渡辺が中前打で出塁し、代打・木村昇の右中間への適時三塁打で1点差に。さらに代打・上本が右中間に適時二塁打を放ち、80年生まれの「松坂世代」の3連打で同点に追いついた。

 直後の7回から牧田が3番手で登板。4回1安打無失点の見事なロングリリーフで相手打線に勝ち越しを許さなかった。過酷な連投になったが「意識が吹っ飛びそうだったけど、気迫で投げた」と胸を張った。1軍の投手陣では最年長の31歳だが、今季は12試合で27回1/3を投げるタフネスぶりを発揮。2/3イニングで規定投球回数に到達するところだった。「結果と背中で(若い選手に)見せていく」と力を込めた。主に代打で打率・375をマークしている上本も「年寄りの雰囲気を出さずにはつらつとプレーして、若手に手本になりたい」と力強かった。 (重光 晋太郎)

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