法大 快勝でタイ、金子今季1号先制弾「しっかり振り切れた」

[ 2016年5月1日 20:58 ]

<法大・早大>2回1死、先制の左越え本塁打を放つ金子

東京六大学春季リーグ戦 法大7─2早大

(5月1日 神宮)
 法大が早大に快勝し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。

 2回、プロ注目の金子凌也内野手(4年、日大三)が今季1号となる左越えの先制ソロを放った。

 早大の左腕・竹内対策として、打撃練習では外角球の逆方向へ打ち返す意識を徹底していたという。練習通りに左翼席へアーチをたたき込み「レフトフライかと思ったけど、しっかり振り切れた結果」と振り返った。

 春のオープン戦では不調が続き、開幕戦はスタメンを外れた。それでも4月16日の立大1回戦から復調し、現在打率・350と好調をキープしている。「長打をほしがるあまり、テークバックを大きく取りすぎていた。長打を捨てようと思ったら、しっくり来た」。

 日大三でともに11年夏の全国制覇を果たした高山俊(現阪神)の活躍に目を輝かせる。「尊敬しています。ああいう舞台で活躍してみたい」。

 チームは現在勝ち点1だが、今カードの戦い次第で優勝争いにも十分食い込める位置につける。「明日勝って、勝ち点を取りたい」と3回戦を見据えた。

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2016年5月1日のニュース