プロ初勝利の原樹 大歓声に「何が何だかわからなくなった」

[ 2016年5月1日 21:38 ]

<ヤ・巨>2回2死一、三塁、逆転の2点適時二塁打を放つ原樹。投手・高木勇
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セ・リーグ ヤクルト11―2巨人

(5月1日 神宮)
 プロ初勝利を挙げたヤクルトの原樹がヒーローインタビューで「1勝するまでにずいぶん時間がかかったので、神宮で1勝を挙げることができて本当にうれしいです」と初々しい笑顔を浮かべた。

 立ち上がりいきなり2失点したものの、2回に1点を返し、さらに2死一、三塁で自身に打席が回ってきた。「来た球を思い切り振った」結果、打球は左中間を深々と破る逆転2点適時二塁打に。プロ初安打初打点となった一打に「歓声がすごくて何がなんだかわからなくなりました」と照れた。

 山田の2打席連続本塁打でリードを4点に広げ、原樹は6回2失点で降板。その後もヤクルト打線の勢いは止まらず、終わってみれば11得点の猛打となった。

 打って投げての活躍に「きょうは原さんの日と言ってもいいんじゃないでしょうか?」とインタビュアーから水を向けられると「(山田)哲人さんが打ってくれたので、2人の日にしてください」と照れた。

 ともにお立ち台に立った山田も「(原)樹理はいつも勝ちたい勝ちたいと言っていたので、きょうは勝利をプレゼントすることができて良かったです」と初勝利をつかんだルーキーを頼もしそうに見つめた。

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2016年5月1日のニュース