張本氏 笠原容疑者の更生願う「人生は長い…役立つことをやって」

[ 2016年5月1日 09:23 ]

野球評論家の張本勲氏

 野球評論家の張本勲氏(75)が1日、TBS系の情報番組「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演し、巨人の元投手・笠原将生容疑者(25)が賭博開帳図利ほう助などの疑いで逮捕されたことについてコメント。「反省して、今後は役立つことをやってほしい」と呼びかけた。

 笠原容疑者は昨年10月21日に野球賭博への関与が発覚。14年5月~15年3月、プロ野球10試合程度を対象に松本竜、高木京の元巨人選手に賭博のルールを説明し、申し込みの仲介や賭け金の集金など、斉藤容疑者の賭博行為をサポートした疑い。「間違いありません」と容疑を認めているという。

 張本氏は笠原容疑者について「振り返って、反省してほしい」と自省を促しつつ「一時の過ちであってほしい。人生は長いからね。役立つようなことをやってほしい」と更生を願った。

 また、未成年のスノーボード男子選手が大麻を使用した問題にも触れ「コーチや監督が毎日毎日しっかり注意して、話してあげるべき」と持論を展開。柔道の全日本男子コーチを務める鈴木桂治氏(35)も「常習では困る。興味本位であってほしい」とした上で「(コーチ)がずっと選手を見張ることは不可能。(代表選手は)影響力が大きいことを自覚してほしい」と選手が置かれている立場を理解すべきとの考えを示した。

続きを表示

2016年5月1日のニュース