ラミレス監督 積極采配ズバッと的中 井納に代えた宮崎貴重1号

[ 2016年5月1日 06:21 ]

<神・D>8回無死、代打・宮崎は左越えに1号ソロを放つ

セ・リーグ DeNA3―2阪神

(4月30日 甲子園)
 スパッと代えてズバッと当たった。DeNA・ラミレス監督が動いたのは1点リードの8回。7回零封、まだ91球の井納がこの回の先頭打者だった。この日1軍に上げた宮崎を代打に送ると、昨季まで3年間で3本塁打の男に今季1号ソロが飛び出した。

 宮崎は開幕1軍入りしながら、17打数2安打と低調で4月9日に2軍落ち。「終盤の大事な場面でチャンスをもらったので、とにかく思い切って振った」と会心の表情だ。指揮官は「井納は7回までよく投げてくれた。宮崎には大きな当たりを期待していた。まさか本塁打を打ってくれるとはね!」と声を弾ませた。

 4回には宮崎と一緒に昇格させた関根が内野安打と二盗、三盗で好機を切り開き、ロペスの先制犠飛を呼んだ。筒香が右内腹斜筋の軽度の肉離れで前日29日に出場選手登録を抹消され、柱不在の打線。新戦力で苦境を打開した。 (中村 文香)

 ▼DeNA・関根(4回の重盗について)走りたい気持ちもあった。チームの得点に貢献できてよかった。

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2016年5月1日のニュース