吉村 劇的サヨナラ弾!ソフトバンク 逆転6連勝 楽天は5連敗

[ 2016年4月17日 18:15 ]

12回無死一塁、サヨナラ2ランを放ったソフトバンク・吉村(背番号6)はナインの輪に飛び込む

パ・リーグ ソフトバンク9―7楽天

(ヤフオクD)
 ソフトバンクは延長戦の末、吉村の2点弾で今季初のサヨナラ勝ちとなった。

 初回1点を先制した楽天に対し、2、3、4回と連続で1点ずつ返したものの、6回一挙5点を取られる苦しい展開に。

 しかし9回裏、楽天の若き守護神松井裕を捕まえて猛追を見せる。盗塁していた今宮が内川の安打で帰って1点をもぎ取ると、勢いに乗って松田が安打、代打の吉村が本塁打で更に3点を追加して同点として延長戦へ。

 そして延長12回、ソフトバンク7人目森の力投で1死満塁のピンチを凌ぐと、攻撃打線も爆発。吉村が本日2本目の本塁打で2点を追加し、5時間にも及ぶ熱戦を制した。

 今季初ヒットが3点本塁打、更にサヨナラ本塁打を放って勝利に大きく貢献した吉村裕基(32)は、「僕やホークスの選手だけじゃなく、全野球選手が同じ気持ちだと思います。内川さんが言ったように、僕らは野球選手なので、野球で全力を尽くします。これからも謙虚に頑張ります」とコメントした。

 「嬉しいです!」と笑顔を見せた工藤監督は、「みんながあきらめない、という気持ちがひしひしと伝わってきましたね。最後の吉村君のホームランは、気持ちが、すべてがこもったものでしたね」と話した。

 ▼楽天・梨田監督「今までヒッがなかった吉村君にまさかのホームラン。4点差を返される、野球の怖さを味わった試合だった」

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