楽天・銀次選手会長「今度は自分たちが…」 球団と義援金計画

[ 2016年4月17日 05:30 ]

<ソ・楽>試合が中止になり練習を終え引き揚げる銀次

 楽天ナインもヤフオクドームで練習を行った。前夜はチームが滞在する福岡市内のホテルも大きな揺れに襲われ、廊下は大騒ぎになったという。

 梨田監督は「揺れで起きてしばらく寝るような雰囲気ではなかった。交通機関や余震を考えるとね」と中止決定に理解を示した。

 11年3月11日に発生した東日本大震災では、チームが本拠を置く東北は日本国中から支援の手が差し伸べられた。岩手県出身の選手会長・銀次は「今度は自分たちができることをやりたい」と話し、球団と選手会で義援金を送る計画を明かした。17日に先発予定の釜田は「野球をやっている場合ではないのかなと思ったりするが、今できることを全力でやりたい」と集中力を高めていた。 (徳原 麗奈)

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2016年4月17日のニュース