ロッテ伊東監督「今すぐにでも飛んで…」 熊本の80歳母を心配

[ 2016年4月17日 07:00 ]

<日・ロ>7回、生還したデスパイネ(左)を迎える伊東監督

 熊本県出身のロッテ・伊東監督は、日本ハム戦(札幌ドーム)前に複雑な心境を吐露した。

 熊本市内の実家には80歳になる母・レイ子さんらが暮らす。地震が起きた14日夜から余震が絶えないため、車の中に避難して夜を明かしているという。この日未明に再び襲った大きな揺れについて「夜中(の揺れ)はかなりひどかったみたいで、家の中がぐちゃぐちゃになったみたい。一応無事だけど、予断を許さない」と心配した。

 チームは熊本から遠く離れた札幌で3連戦を戦っているが、故郷のことは頭から離れない。「個人的には野球をやっている場合じゃないと思う。今すぐにでも飛んでいって何か手伝いたいというのが本音。何もできないのが腹立たしい」と苦しい胸の内を明かした。

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2016年4月17日のニュース