伊東監督 故郷・熊本へ贈る白星!ロッテ、延長制し連敗ストップ

[ 2016年4月17日 17:35 ]

<日・ロ>延長10回1死満塁、ロッテ・高浜は右前適時打を放つ

パ・リーグ ロッテ5―3日本ハム

(4月17日 札幌D)
 ロッテが延長戦を5―3で制して連敗を2でストップし、同一カード3連敗を免れた。2―2の10回、高浜と田村の適時打で3点を勝ち越して決着をつけた。

 日本ハム先発の大谷を相手に、2回に中村があと数メートルで本塁打という右翼フェンス上部直撃の2点二塁打を放って先制。しかし5回に1点差に迫られると、土壇場の9回裏には3番手・西野が日本ハムの近藤に右前適時打を浴びて追い付かれ、2―2で延長戦に突入した。

 それでも延長10回に三木の中二塁打から1死満塁の好機を築くと、途中出場の高浜が日本ハム3番手・増井の落ちる球を右前へ運び、3―2と勝ち越しに成功。鈴木が三振に倒れた後の2死満塁から田村も2点適時打で続いてこの回3点を奪うと、その裏は松永が1失点でしのいで勝利をものにした。

 前日の試合前には「個人的には野球をやっている場合じゃないと思う。今すぐにでも飛んでいって何か手伝いたいというのが本音」と大きな地震が続く故郷・熊本県を思い、苦しい胸中を明かしていた伊東監督。指揮官の思いに応えた佐賀出身の高浜は親戚が大分県在住であることを明かし、「僕の活躍で元気になってもらえるか分からないですけど、もっと活躍して元気づけられたらと思います」とさらなる活躍を誓った。

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