DeNA 山口 勝ち星付かず 故郷思い広島戦で募金活動

[ 2016年4月17日 19:52 ]

セ・リーグ DeNA4―5ヤクルト

(4月17日 松山)
 今季2度目の先発となったDeNAの山口は7回を8安打7四球と毎回走者を背負う苦しい投球ながも粘りの投球で2失点に抑え、勝利投手の権利を持って降板した。

 それでもチームは9回に逆転されてサヨナラ負けを喫し「ピンチをつくりながらの投球で流れを持ってこられなかったのが9回につながった」と責任を背負った。ラミレス監督は「もちろんベストコンディションではなかったが直球の球速は152キロ出ていて問題なかった。四球をだしながらも持ちこたえて投球を続けてくれた」とねぎらった。

 大分県中津市出身で選手会長も務める。熊本や大分で発生した地震被害を受けて、19、20日の広島戦(横浜)で選手による募金活動を行う予定だ。「何とか収まってほしい。募金活動も予定している。ほんの少しかもしれないが、災害の中で野球を楽しみにしてくれる人に、その時間だけは忘れてもらえるように野球選手として頑張りたい」と話した。

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2016年4月17日のニュース