ソフトB・中田、1ヵ月ぶり白星もあと2人で降板「一人で投げ切りたかった」

[ 2015年6月26日 21:50 ]

<楽・ソ>7回、2死一塁の場面で中川を三振に切って取り、雄叫びを上げる中田
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パ・リーグ ソフトバンク5―1楽天

(6月26日 コボスタ宮城)
 ソフトバンクの中田が5月27日の中日戦以来となる白星を挙げ、今季5勝目とした。

 中田は試合開始から安定した投球を披露。8回まで3安打無失点と楽天打線を圧倒したが、9回に1死から2つの四球を与え、後藤に適時打を許した。

 それでもマウンドを引き継いだサファテが2者連続三振に切って取り、中田は約1ヵ月ぶりとなる白星を手にした。

 「序盤に味方打線の援護があったので、テンポよく投げていこうと思った」。そうこの日の126球を振り返る中田の表情に笑顔はなく、「一人で投げ切りたかったが、それは今後の課題」と悔しさをにじませていた。

 自身の勝ち星にも中日時代の10年以来となる完封勝利を逃がしたことに納得のいかない背番号11。「今後も気を引き締めてやっていきたい」。その決意に満ちた表情を見る限り、スコアボードに「0」を9個並べる日もそう遠くなさそうだ。

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