ソフトB松田 2戦連発&V撃 2年ぶり20号だキングに1差

[ 2015年6月26日 05:30 ]

<西・ソ>2回1死、左中間に勝ち越しソロ本塁打を放つ松田

パ・リーグ ソフトバンク9-6西武

(6月25日 西武D)
 ソフトバンクの松田が、本塁打争いでトップの西武・中村と日本ハム・中田に1本差と迫った。

 1―1の2回、今季6打数無安打と抑え込まれていた郭俊麟(カクシュンリン)の高めの変化球を見逃さず、バックスクリーン左へ運ぶ20号ソロ。自己最多の25本を放った11年は8月25日(102試合目)に20本に到達したが、それより2カ月も速いペースだ。ライナー性の打球よりも「外野フライを打とうという意識」を今季から持ったことが奏功している。

 3回には中犠飛。5―5の7回1死一、二塁では左前へ決勝打を放ち、この回4得点につなげた。交流戦後の日本ハム、西武との6試合を5勝1敗で乗り切った工藤監督も「熱く投手に向かってくれるし、結果も出す。ベンチでは声を出してくれる」と、選手会長に大いに信頼を寄せる。

 3打点を加えた松田は69試合で20本塁打、50打点。143試合換算では「41本塁打、103打点」となる。「みんないい状態だから置いてけぼりにされないように、の思いがいい結果につながっている」。そんな松田が6番に座るのだから、2位に3ゲーム差の首位にいるのも納得だ。

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