ファンがファウルボールをキャッチ!腕の中には「オーベイビー!」

[ 2015年6月26日 16:50 ]

赤ん坊を抱えながらファウルボールをキャッチしたファン (AP)

 23日にシカゴのリグレー・フィールドで行われたカブスとドジャースの一戦で、ファウルボールをキャッチしたファンが米メディアで話題となっている。

 2回のカブスの攻撃、一塁側へ高々と上がったファウルボールを一塁・ゴンザレスが追いかけ、フェンス際で捕球体勢。ファーストミットを差し出すと、そこに突然ファンの右手が伸びてきてボールを奪われた。日本と違い、内野にネットがないメジャーではよくあるこの光景だが、メディアが注目したのはファンの左腕。その腕の中にはなんと赤ん坊が抱えられていたのだ。

 「赤ん坊が心配だったが、しっかりと腕に抱えて見事にボールを手に収めたね」とコメントしたのはカブスのマドン監督。アウトを一つ損するかたちとなったドジャースのグリンキー投手は「ナイスキャッチだったね。ゴンザレスが捕ったように見えたけれど…」と苦笑いを浮かべた。

 米国人は何かに驚くと「オーベイビー!」という表現をよく使うが、これを伝えた記事の見出しは、赤ん坊に引っ掛けて「オーベイビー!何というキャッチだ!」と言葉遊びが施され、笑いを誘うものとなっていた。

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2015年6月26日のニュース