イチロー 左翼で米初補殺「パーティーでもしますか…」

[ 2015年6月26日 05:30 ]

<マーリンズ・カージナルス>6回の打席のイチロー(AP)

ナ・リーグ マーリンズ1―6カージナルス

(6月24日 マイアミ)
 マーリンズのイチローが24日(日本時間25日)のカージナルス戦に「2番・左翼」で6試合ぶりに先発出場。4打数無安打に終わったものの、8回の守備では今季初の補殺をマークした。

 無死一、二塁でカーペンターが左翼線近くに適時打。回り込んで打球を処理し、二進を狙ったカーペンターをワンバウンドの好返球で刺した。際どいタイミングで、二塁手ゴードンのタッチが空振りしたようにも見えたためカ軍がビデオ判定を要求。イチローも「人が見ているのと同じように見ていた」と中堅後方のビジョンに映し出された映像に目を凝らした。アウトの判定は変わらず、メジャー通算112個目の補殺が記録された。

 チームは3連敗で、今季ワーストの借金13。左翼手としての補殺は自身メジャー初で「パーティーでもしますか…」と冗談を口にしたイチローだが、笑顔はなかった。

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