陽岱鋼 実戦復帰は7月ズレ込み 負傷の左手首痛み引かず

[ 2015年6月26日 05:30 ]

日本ハムの陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)

 日本ハム・陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)外野手の実戦復帰が7月にズレ込むことが25日、確実になった。陽岱鋼は5月4日の楽天戦(札幌ドーム)で一塁にヘッドスライディングした際に左手首を痛め、左手舟状骨剥離骨折で戦列離脱。当初の診断では実戦復帰まで1カ月半の見込みで、交流戦後のリーグ戦再開から1軍合流も期待されていたが、患部の痛みが引かず、ここまで慎重にリハビリをしている。

 来週から打撃練習も再開できる見通しだが、球団関係者は「陽岱鋼の不在は痛いが、ここまで来たら焦っても仕方ない。球宴ぐらいまでに戻ってくれればいい」と無理させない方針。今季の陽岱鋼は開幕直後に右太腿裏を痛め、2週間以上も出場選手登録を抹消。1軍復帰後は満身創痍(い)でプレーした影響もあって打率・167と調子が上がらないまま再度故障となった。チームは24日のロッテ戦(旭川)で今季ワースト5連敗のトンネルを脱出。浅間、岡ら若手に加え、巨人から移籍した矢野で穴を埋める方針で、後半戦まで陽岱鋼の状態が万全に戻るまで待つことになる。

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2015年6月26日のニュース