大リーグ機構 ビデオ判定施設の増設を検討「代わりの拠点がほしい」

[ 2015年6月26日 19:28 ]

大リーグ機構のコミッショナー、ロブ・マンフレッド氏 (AP)

 大リーグ機構のコミッショナー、ロブ・マンフレッド氏(56)は25日、ビデオ判定の映像を管理する施設の二つ目をサンフランシスコに設置する計画があることを明らかにした。

 現在、監督がビデオによる審議を要求する「チャレンジ」を行った場合、ニューヨークにある映像を確認する施設から球場に最終的な判断が伝えられるが、同コミッショナーはメディアに対して「もしニューヨークが機能しなくなった場合に備えて、代わりとなる拠点がほしい」と話した。

 実際、2日に行われたロイヤルズとインディアンスの一戦において、ニューヨークの施設が機材トラブルに見舞われ、現地のスタッフがスロー映像を見ないで判定。翌日になって大リーグ機構が「チャレンジ」を要求したロイヤルズに謝罪するということが起こった。

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2015年6月26日のニュース