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虎最下位転落 和田政権初の屈辱、打線低調5試合でわずか7得点

[ 2015年4月12日 06:10 ]

<神・広>試合前、円陣の中心で声を張り上げた和田監督(中央)だったが…

セ・リーグ 阪神2―7広島

(4月11日 甲子園)
 阪神は11日、広島戦(甲子園)に2―7と惨敗して6連敗。広島と並んで同率最下位に転落した。打線はこの日も2得点にとどまり、最近5試合でわずか7得点と低空飛行が続く。10試合以上消化しての最下位は、2011年6月10日以来、和田政権では初の屈辱となった。12日こそ、連敗止めて甲子園で六甲おろしを歌わせて!
【試合結果】

 7回に投手陣が7点目を失うと、猛虎のラッキーセブンを前に、敗戦を覚悟した虎党からジェット風船が打ち上げられた。空中でしぼみゆく風船の音は、まさに虎党のタメ息。力なく舞い落ちるさまは、低空飛行を続ける阪神打線を揶揄(やゆ)しているかのようだった。

 「メッセンジャーは立ち上がりから、そんなによくなかったが、悪いなりに踏ん張った。でも点を取れないから、投手も踏ん張りきれない。ちょっと続いているからね。打線の状態も個々は底は抜けているんだけどね。つながって来ないな…」

 試合後の和田監督も、首をひねった。この日も攻撃陣が機能しなかった。5回までは福留のソロアーチによる1得点のみ。粘投していたメッセンジャーを援護できなかった。4点ビハインドとなった6回にゴメス、マートン、福留の3連打で1点を返したが、代打攻勢は実らず。終わってみれば2得点。最近5試合は計7得点で1試合平均1・4得点では、勝てという方が難しい。指揮官も思いは同じだ。

 「甲子園(の連敗)うんぬんはね…。それもあるけど、まず(連敗を)止めないとな。これだけ毎日、たくさんのファンの皆さんが入ってくれている。とにかく点を取らないことには、転機というか、活気も出て来ない」

 この日の敗戦で昨季9月以来となる6連敗。本拠地・甲子園では1999年以来となるシーズン初戦から4連敗となった。4月の借金3は和田阪神4年目で初。さらに10試合消化以降の最下位転落は11年6月10日に横浜と同率最下位となって以来で、12日も敗れれば単独最下位に沈む。4日まで首位にいたが、1週間で天国から地獄に突き落とされた。

 「6連敗はすべて先に点を取られている。先発投手は何とか踏ん張る。野手は先発投手に少しでも楽に投げさせてやらないと。明日(12日)はそういうゲームをしていきたい」。指揮官が話すように、連敗中は全試合で先制を許している。低迷打開のキーワードは「先手必勝」。打線のテコ入れも視野に入れ、がむしゃらに勝ちに行く。

 ≪1401日ぶり≫阪神はこの日の敗戦で広島と同率の5位に並んだ。10試合以上消化しての最下位は、真弓監督時代の11年6月10日、横浜と同率5位以来1401日ぶりで、和田阪神では初めて。12日も負ければ、同年6月8日以来1404日ぶりの単独最下位になる。甲子園で開幕から4連敗は、1952年のフランチャイズ制施行後、91、99年と並ぶ16年ぶり3度目の球団ワーストタイ記録。開幕からに限らない球団記録は98年5月7日から6月12日にかけての12連敗がある。

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